肘内障(ちゅうないしょう)
肘内障とは、未就学の子どもによく起こる、肘(ひじ)の亜脱臼(あだっきゅう)の事です。
割と頻度の多いケガで、当院の近くにある保育園から、よく泣きじゃくる園児がやってくるので、私たちが一番目にする脱臼でもあります。
肘内障はこんな時に起こります
・子供の手を引っ張った
・転んで手をついた
・鉄棒にぶら下がった
・お友達とぶつかった
このように、様々な原因で肘内障は起こりますが、保護者や先生が見てない間に痛めることも多いです。
ですので、子どもが急に腕の痛みを訴えたら、まずこの症状を疑ってください。
受傷したお子さんは、腕をダラっと下げて動かさなくなりますので、殆どのお母さんはビックリすると思いますが、一刻を争うような症状ではありませんので、慌てずに、落ち着いてご来院下さい。
肘内障のお子さんにはこんな施術をします
まず、鎖骨や腕の骨の骨折をしてないか検査をします。
骨折の心配がなく、痛みの原因が、肘内障である事がわかったら、ポコッと整復して、終了です。
検査・整復と言っても、お母さんの膝に座ってもらった状態で、3分程度で終了しますので「気づいたら治ってた」という感じです。
その後、すぐに泣き止んで腕を動かす子もいれば、痛かった気持ちを引きずって、なかなか動かせない子もいますが、殆どの場合、施術は1回で終了です。
※翌日にもう1度、患部を確認させていただくこともあります。
素人による整復には危険が伴います
肘内障の整復自体は簡単ですので、最近では家族が出来る方法を紹介しているサイトもあります。
しかし、その痛みが肘内障によるものなのか、他の骨の骨折か、というような、「鑑別」は、素人には分かりません。
実際当院にも、「肘内障だと思うんですが」と連れて来られたお子さんで、上腕骨の顆上骨折という大怪我だった場合もありました。
もし、お子さんが急に腕を動かさなくなった時は、自分でどうにかしようとせず、落ちついて近くの整骨院か整形外科にご相談ください。
お問い合わせ
お電話でお問い合わせの上、保険証をお持ちになり、ご来院ください。
肘内障のような急な子供の怪我などは、時間外でも対応いたしますので、お気軽にご相談下さい。
※診療時間外など、電話が繋がらない場合は、LINEでお問い合わせください。
お返事に時間を要す場合もございますが、24時間対応しております。
【長崎市の整体】すこやか整骨院
関連記事
メニュー
ブログ更新履歴
当院の基本情報
院名 | すこやか整骨院 |
院長 | 臼井一晃 |
受付時間 | (月〜金) 9:00~11:30/ 15:00~19:00 (土曜日) 9:00~13:00 ※予約診療は時間外でも可能です |
定休日 | 日曜・祝・祭日 |
電話 | 095-879-2843 |
住所 | 長崎県長崎市新戸町3丁目24-11 |