肘内障(ちゅうないしょう)
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肘内障(ちゅうないしょう)

2014年03月07日(金)2:46 PMブログ, 症状別ページ

肘内障

肘内障とは、未就学の子どもによく起こる、肘(ひじ)の亜脱臼(あだっきゅう)の事です。

割と頻度の多いケガで、当院の近くにある保育園から、よく泣きじゃくる園児がやってくるので、私たちが一番目にする脱臼でもあります。

肘内障はこんな時に起こります

・子供の手を引っ張った
・転んで手をついた
・鉄棒にぶら下がった
・お友達とぶつかった

このように、様々な原因で肘内障は起こりますが、保護者や先生が見てない間に痛めることも多いです。

ですので、子どもが急に腕の痛みを訴えたら、まずこの症状を疑ってください。

受傷したお子さんは、腕をダラっと下げて動かさなくなりますので、殆どのお母さんはビックリすると思いますが、一刻を争うような症状ではありませんので、慌てずに、落ち着いてご来院下さい。

肘内障のお子さんにはこんな施術をします

まず、鎖骨や腕の骨の骨折をしてないか検査をします。

骨折の心配がなく、痛みの原因が、肘内障である事がわかったら、ポコッと整復して、終了です。

検査・整復と言っても、お母さんの膝に座ってもらった状態で、3分程度で終了しますので「気づいたら治ってた」という感じです。

その後、すぐに泣き止んで腕を動かす子もいれば、痛かった気持ちを引きずって、なかなか動かせない子もいますが、殆どの場合、施術は1回で終了です。

※翌日にもう1度、患部を確認させていただくこともあります。

素人による整復には危険が伴います

肘内障の整復自体は簡単ですので、最近では家族が出来る方法を紹介しているサイトもあります。

しかし、その痛みが肘内障によるものなのか、他の骨の骨折か、というような、「鑑別」は、素人には分かりません。

実際当院にも、「肘内障だと思うんですが」と連れて来られたお子さんで、上腕骨の顆上骨折という大怪我だった場合もありました。

もし、お子さんが急に腕を動かさなくなった時は、自分でどうにかしようとせず、落ちついて近くの整骨院か整形外科にご相談ください。

お問い合わせ

お電話でお問い合わせの上、保険証をお持ちになり、ご来院ください。

肘内障のような急な子供の怪我などは、時間外でも対応いたしますので、お気軽にご相談下さい。

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お返事に時間を要す場合もございますが、24時間対応しております。

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