子どもの肘の脱臼の原因は?
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子どもの肘の脱臼の原因は?

2021年05月27日(木)9:15 AMお知らせ, ブログ

サツキの花すこやか整骨院

すこやか整骨院の玄関には十数年前からサツキの盆栽が置いてあります。

近所に住んでいる方が、

「先生は花が好きそうやけん」

と、持って来て下さって以来、世話をしているのですが、おかげさまで20代の頃から「趣味は盆栽です」と初対面の方を驚かすことが出来ています(^^)

さて、そのサツキが一輪咲いた今週、なんと3人の幼児が肘の脱臼で来院されました。

肘の脱臼の原因は?

小児の肘の脱臼の事を、「肘内障(ちゅうないしょう)」と呼びます。

特に1~3才ぐらいの子に多いケガなので、本人が痛い箇所や痛くなった理由をはっきり言えない事が多く、保護者や保育者の方はびっくりして来院されます。

症状としては、肘の曲げ伸ばしが出来なくなり腕を全く動かさなくなるので、肩や手首のケガと勘違いされることもあります。

さて、その肘内障の原因ですが、教科書的には「腕を引っ張るとなりやすい」と言われています。

ただ、現場でみていると、

・寝返りをして脱臼
・側転をして脱臼
・ポンポン(チアリーダーの持っているやつ)を振って脱臼

など、「え!そんな事で!?」というような原因で脱臼してしまいます。

要するに、普通に生活していてもなるのが肘内障なのです。

>肘内障について詳しくは

肘内障の予防は?

上記のように、肘内障は普通の生活をしていても起きてしまうケガです。

しかも一度肘が外れた子どもさんは脱臼しやすい傾向がある為、小学校に上がる前までに数回繰り返すこともあります。

ですので、私の見解としては、

「防ぐことは難しいので、怪我した時に気付いてあげる事」

が、大切かなーと思います。

子どもはケガをしながら成長するものですので、もし肘内障になってしまったとしても「私が腕を引っ張ったからだ・・」と落ち込む必要はありません。

受傷時の痛がり方が嘘のように、治ったらケロッとしてますので(^^)

ちなみに、すこやか整骨院では肘内障のような急性の症状の場合、時間外でも対応しております。

20時を過ぎると電話が繋がりにくいので、LINEでお問い合わせください。

※LINEは気付くのが遅れる場合もありますので、返信が来るまでの間に他院への受診も検討されることをお勧めします。

>ブログ:夜中に脱臼の整復

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